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御礼ののし|書き方と贈る際の作法を整える

御礼ののし|書き方と贈る際の作法を整える

贈り物に添える、のしの役割

贈る相手への敬意を示すための「のし」。それは、品物そのものだけでなく、あなたの心遣いを包み込むためのものです。本来、のしは海産物の「鮑(あわび)」を模したものであり、生ものを添えることができない現代において、格式を保つための象徴となりました。

晩夏のこの時期、残暑見舞いとして贈り物を選ぶ方も多いことでしょう。暑さが続く日々の中で、少しでも清涼感のあるものや、日々の疲れを癒やす香り高い品を贈ることは、相手への深い配慮の表れです。のしを整えることは、その配慮を確かなものとして相手に届けるための、最初の一歩となります。

状況別の表書きと水引の選び方

御礼ののしを選ぶ際、最も迷うのが表書きの種類かもしれません。「御礼」はどのような状況でも使える万能な表書きですが、相手との関係性や目的によって使い分けることも可能です。

水引は、一度結ぶと解くのが難しい「結び切り」と、何度でも結び直せる「蝶結び」の二種類が基本です。御礼の場合、蝶結びを選ぶのが一般的ですが、快気祝いや結婚祝いなど、一度きりであってほしい慶事の場合は結び切りを選びます。

用途 表書き 水引
一般的な御礼 御礼 蝶結び
目上の方への御礼 粗品/御礼 蝶結び
お見舞いのお返し 快気祝 結び切り
結婚関連の御礼 寿/御礼 結び切り

のしの正しい書き方と手順

表書きは、濃い墨で力強く書くことが基本です。毛筆や筆ペンを用い、楷書体で丁寧に記しましょう。のし上(水引の上段)には「御礼」と記し、のし下(水引の下段)には、贈るあなたの氏名を記します。

氏名は表書きよりも少し小さめの文字で書くと、全体のバランスが整います。連名で贈る場合は、目上の人を右側に置き、左へ順に並べていきます。三人以上の場合は、代表者の氏名を中央に記し、その左側に「他 一同」と添えるのが礼儀です。

手土産を渡す際の所作

手渡しをする際は、相手が受け取りやすい状態であることを確認します。紙袋や風呂敷から品物を取り出し、のしの正面を相手に向けて両手で差し出します。このとき、「心ばかりの品ですが」と一言添えるだけで、場がより静かで穏やかな空気に包まれます。

晩夏という季節柄、相手の体調を気遣う一言を添えると、より深い心遣いが伝わります。「暦の上では秋とはいえ、厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか」といった言葉は、相手との距離を優しく縮めてくれるはずです。

贈り物に込める静かな願い

贈り物は、品物そのものの良さはもちろんですが、それを贈るまでの過程もまた、暮らしを豊かにする要素です。Maison Homuraでは、ベトナムの地に根ざした素材を、日本の工房で丁寧に整え、小分けしております。派手な装飾はなくとも、素材本来の香りが立つものをお選びください。

あなたが選んだ品が、相手の日常に小さな彩りを添える。そのための道案内として、私たちはこれからも誠実なものづくりと丁寧な包装を心がけてまいります。季節の移ろいを感じながら、あなたらしい贈り物の形を見つけてください。


贈りものの組み合わせは、ご用途に合わせてご相談いただけます。

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よくあるご質問

「御礼」ののしはどのような場合に使いますか?

「御礼」は、お祝いをいただいた際のお返しや、何かをしていただいたことに対する感謝の気持ちとして贈る場合に適した表書きです。基本的には紅白の蝶結びの水引を使用します。季節を問わず使用でき、相手を選ばない丁寧な選択肢の一つです。

目上の方に手土産を渡す際、紙袋から出すべきですか?

はい、紙袋や風呂敷から出した状態で渡すのがマナーです。紙袋は移動中に品物を保護するためのものです。相手の目の前で袋から取り出し、正面を相手に向け、両手で差し出すことで、相手に対する敬意をまっすぐに伝えることができます。

8月に贈る場合、どのような表書きが適していますか?

立秋を過ぎていれば「残暑御見舞」という表書きも季節感があり素敵です。しかし、一般的なお礼であれば「御礼」でも全く失礼にはあたりません。相手との関係性や、どのような趣旨で贈るのかを優先し、迷う場合は最も丁寧な「御礼」を用いるのが安心です。